の営利目的が全般に表に出ているが 飯食べるためには、致し方ない現状もあるので 歴史追求には、中々 参考になる話が聞けなくて行き詰まっていた日々でした。そんなある日 佐藤住職の海近寺の本家筋にあたる中連寺に足を運んで見た。ここがあの有名な「月山」の小説で有名になった寺か!なんでも 暴露的内容が小説とは、言え 大分 ショッキングでインパクト大にて即身仏の偽者をどうのこうのしてまで 強かに生きなければならなった 伝統と地域性がうけた小説だったんだろうと考えさせられる内容とは、裏腹に今では この山村の周囲が開発行為なども受け 地滑り地帯に拍車をかけ 村の住民 一人 残らず 数年かけて里へ移住にて 今 この寺だけが残され この現実もまた小説よりキナリにて。!!!一応 住職さんがいたようなので お話でもさせて貰うか!と寺の中へ 夕方も近いせいか 誰もいないと言えば居ないが 奥から 私服で着替えて家へ帰り支度した 男の人がこちらに現れて来た、ズバリこの寺に空海さんが開いたと聞いてやってきましたが現実は、どうなのでしょうか!そう思われればそうなんでしょうね!ここは、不思議な霊現あふれる湯殿山の入り口であり ひとそれぞれの想いがある場所にて!宇宙との一体については、真言とは、宇宙そのものの真実を説かれています。まぁ時間も時間ですので 寿秋は、お決まりの話しかしてくれない住職さんが急いで帰りの身支度をしていましたので ドラを鳴らして参拝してから帰ろうとしたら 住職さんから ドラ(鐘)は、来たとき鳴らすもので 鳴らしたら しばらく ここに居た方が良いといわれ しばらく
風景を眺めていた。抽象的な言葉で終始 終わった 会話に 虚しさとその寺の風景がマッチしていた。やはり 村人たちが地滑りで一人残らずこの寺を残し去ってこの寺だけが残っていて 住職までが 里から通いでは、何とも 力が入らないわけだなぁ と思い 現実の見える現状を察して車に乗り込んで寺を後にした。